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骨粗しょう症外来

骨粗しょう症について
骨粗しょう症について
健康寿命を延ばすための第一歩!

骨は常に新陳代謝を繰り返しています。
古い骨は壊され、その壊れたところを修復し、新しい骨に作りかえられます。
この新陳代謝のバランスが崩れると骨の量が少なくなりスカスカになってしまいます。これが『骨粗しょう症』です。


骨粗しょう症になると骨密度が低下し、骨の構造がスカスカになって脆くなってしまい骨折しやすくなります。
ガンや脳卒中、心臓の病気のように直接命にかかわる病気ではありませんが、骨折の部位によっては介護が必要になったり、寝たきりになる場合もあります。
当院ではこの『骨の新陳代謝』のバランスを整えるお薬やカルシウムの吸収を助けてくれるお薬など、一人ひとりにあった治療方法を提供いたします。
健康なうちに自分の骨密度を知り、予防・治療をしていきましょう。

なりやすい方の特徴
なりやすい方の特徴

①女性ホルモンの低下

カルシウムの吸収を促したり、骨の細胞が壊れるのを抑えていた女性ホルモンのエストロゲンが閉経により減少し、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

②加齢

20歳ごろピークとなった骨密度は50歳をむかえるころから骨の代謝のバランスがくずれ、骨の量が減ってしまいます。 若いころに比べ、食事や運動量が減り、腸からの栄養の吸収能力が低下することも影響します。

③遺伝的影響

小柄な人や痩せている人は骨粗鬆症になりやすく、体質や体格が遺伝することがあります。近親者に骨粗しょう症や股関節(大腿骨近位部骨折)を経験した場合には注意が必要です。

④薬の使用や疾患

ステロイド薬の長期の使用やリウマチ・糖尿病、腎臓病や甲状腺などの内分泌疾患によって骨の代謝のバランスがくずれ、骨がもろくなります

⑤運動不足

骨は負荷がかかるほど、骨をつくる細胞が活発になります。さらに運動不足による筋力の衰えてにより、転倒・骨折の危険も高まります。

⑥偏食

過度のダイエットや偏食により、カルシウムやビタミンDなどの骨に必要な栄養素が不足してしまいます。

⑦喫煙

喫煙は胃腸の働きを抑えカルシウムの吸収を妨げます。さらに、血液中へのカルシウムの流出を防ぐ女性ホルモンの分泌も抑えてしまいます。

⑧お酒

大量の飲酒は胃腸でカルシウムが吸収されにくくなります。さらに、アルコールは尿を出す働きを強くするため、カルシウムも尿と一緒に排泄されてしまいます。

女性ホルモンの低下

カルシウムの吸収を促したり、骨の細胞が壊れるのを抑えていた女性ホルモンのエストロゲンが閉経により減少し、急激に骨密度が減り、同年代の男性に比べて早く骨密度が低くなります。

加齢

20歳ごろピークとなった骨密度は50歳をむかえるころから骨の代謝のバランスがくずれ、骨の量が減ってしまいます。 若いころに比べ、食事や運動量が減り、腸からの栄養の吸収能力が低下することも影響します。

遺伝的影響

小柄な人や痩せている人は骨粗鬆症になりやすく、体質や体格が遺伝することがあります。近親者に骨粗しょう症や股関節(大腿骨近位部骨折)を経験した場合には注意が必要です。

薬の使用や疾患

ステロイド薬の長期の使用やリウマチ・糖尿病、腎臓病や甲状腺などの内分泌疾患によって骨の代謝のバランスがくずれ、骨がもろくなります

運動不足

骨は負荷がかかるほど、骨をつくる細胞が活発になります。さらに運動不足による筋力の衰えてにより、転倒・骨折の危険も高まります。

偏食

過度のダイエットや偏食により、カルシウムやビタミンDなどの骨に必要な栄養素が不足してしまいます。

喫煙

喫煙は胃腸の働きを抑えカルシウムの吸収を妨げます。さらに、血液中へのカルシウムの流出を防ぐ女性ホルモンの分泌も抑えてしまいます。

お酒

大量の飲酒は胃腸でカルシウムが吸収されにくくなります。さらに、アルコールは尿を出す働きを強くするため、カルシウムも尿と一緒に排泄されてしまいます。

検査方法
検査方法について
検査時間は10分・その日のうちに結果がわかります!

骨粗しょう症の検査には様々なものがありますが、当院ではより精度の高い検査をするためにDXA法による骨密度測定と腰椎レントゲンの2つの検査を採用しています。
※検査時間10分程度で、検査に痛みはありません。

①DXA(デキサ)法骨密度検査において最も信頼性の高い検査法です。
DXA法は、ごく微量なX線をあてて骨密度を測定する方法で、検査自体は痛みもなく検査台に横になるだけで終了します。
当院では骨折を生じると寝たきりリスクの高い腰と大腿骨(股関節の付け根)の2カ所で検査をします。
②腰椎レントゲンレントゲン検査で腰のまわりの骨が潰れてきていないか調べます。背骨の骨折(脊椎圧迫骨折)や股関節の骨折(大腿骨近位部骨折)がすでに存在すると、それだけで骨粗鬆症の診断になります。そのためDXA法とレントゲン検査を組み合わせることで、より正確な骨粗しょう症の診断が可能となります。
①DXA(デキサ)法

骨密度検査において最も信頼性の高い検査法です。
DXA法は、ごく微量なX線をあてて骨密度を測定する方法で、検査自体は痛みもなく検査台に横になるだけで終了します。
当院では骨折を生じると寝たきりリスクの高い腰と大腿骨(股関節の付け根)の2カ所で検査をします。

②腰椎レントゲン

レントゲン検査で腰のまわりの骨が潰れてきていないか調べます。背骨の骨折(脊椎圧迫骨折)や股関節の骨折がすでに存在すると、それだけで骨粗鬆症の診断になります。そのためDXA法とレントゲン検査を組み合わせることで、より正確な骨粗しょう症の診断が可能となります。

治療について
治療方法について
骨粗しょう症を予防しよう!

骨粗しょう症の治療目的は骨折のリスクを下げ、クオリティオブライフ(生活の質)の維持・改善を図ることにあります。
骨粗しょう症の治療薬は下記のような
・骨を壊す働きを抑えるお薬
・骨を作る働きを高めるお薬
・骨の新陳代謝のバランスを整えるお薬
・カルシウムやビタミンのお薬
など、いろいろなものがありますが、お薬を飲むことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし骨折による入院や不自由な生活、寝たきりを回避するためにも積極的に治療をして、健康で自分らしい生活をおくれるよう、皆様をサポートしていきたいと考えております。

骨粗しょう症の治療目的は骨折のリスクを下げ、クオリティオブライフ(生活の質)の維持・改善を図ることにあります。
骨粗しょう症の治療薬いろいろなものがありますが、お薬を飲むことに抵抗がある方もいらっしゃるかもしれません。
しかし骨折による入院や不自由な生活、寝たきりを回避するためにも積極的に治療をして、健康で自分らしい生活をおくれるよう、皆様をサポートしていきたいと考えております。

 

骨吸収抑制剤
ビスフォスフォネート製剤骨吸収を抑制する薬剤です。骨粗しょう症の治療薬のなかでも有効性の高い薬です。ビスフォスフォネートは破骨細胞に作用し過剰な骨吸収を抑えるため、骨吸収が緩やかになり、結果的に骨形成が促進され骨密度の上昇が期待できます。
抗RANKL抗体製剤骨吸収を抑制する薬剤です。破骨細胞の形成や機能を促進するRANKLという体内物質を阻害することで、破骨細胞を抑制し骨形成を促します。
カルシトニン製剤骨吸収を抑制し、強い鎮痛作用も認められています。骨粗しょう症によって生じた圧迫骨折の疼痛緩和に有効です。
塩酸ラロキシシフェン(SERM)エストロゲンに似た作用があり緩やかに骨密度を増加させますが、乳房や子宮などには影響を与えません。
骨質の改善作用や骨外作用としての乳癌リスクの低下、脂質代謝改善効果もあります。但し、更年期症状には無効です。
カルシウム製剤血中カルシウム濃度を上昇させ、副甲状腺ホルモン分泌を抑制します。
骨形成促進剤
副甲状腺ホルモン製剤骨形成を促進する薬剤です。骨を作る骨芽細胞の成長を助けると同時に、その減少を抑えることで骨形成を強力に促します。
活性型ビタミンD3製剤食事から摂取したカルシウムが腸管から吸収されるのを促進します。骨代謝のバランスを整える作用もあります。
ビタミンK2製剤作用は緩やかですが骨形成を促進作用と骨折予防効果が認められています。
① + ②抗スクレロチン抗体製剤骨吸収抑制と骨形成促進を同時に行う薬剤です。骨折リスクが特に高い方のみに使用します

骨粗しょう症の治療は年単位の長期戦です。
お薬を飲み始めてもなかなか効果が出ないこともありますが、骨密度が上がらないからと、お薬をやめてしまいますとスカスカの骨の状態に戻ってしまいます。
根気よく一緒に治療していきましょう。

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